チョイスコマンド
choice[項目1,項目2,...,項目n]
choice(項目1,項目2,...,項目n)
choice˽項目1˽項目2˽...˽項目n
※ ˽
は半角スペースの代わりに表記しています
項目1
から項目n
の中からランダムに1つを選び、表示します。項目がn個のとき、1Dn
をダイスロールして選ぶ対象を決めます。
実行例
敵A,Bと味方A,C,Dの5つから対象をランダムに1つ決定する場合、choice[敵A, 敵B, 味方A, 味方C, 味方D]
と入力します。
[DiceBot]> choice[敵A, 敵B, 味方A, 味方C, 味方D]
(choice[敵A,敵B,味方A,味方C,味方D]) > 味方D
各形式の違い
3つの形式は、区切り文字や項目に含めることができる文字の仕様が異なります。
形式 | 区切り文字 | 項目に利用可能 | 項目に利用不可 |
---|---|---|---|
choice[項目1,...,項目n] |
, |
() , 半角スペース |
[] , , |
choice(項目1,...,項目n) |
, |
[] , 半角スペース |
() , , |
choice 項目1 ... 項目n |
半角スペース | [] , () , , |
半角スペース |
OK
choice[(A ), B]
choice(I,[ J])
choice (X) [Y] Z,A
NG
choice[[A],B]
choice(I,(J))
ランダムに複数要素を決定する(3.4.0から)
choice2[敵A, 敵B, 味方A, 味方C, 味方D]
とchoice
の後に数を指定すると、その数だけ要素からランダムに対象を選択します。選択に重複は発生しません。
[DiceBot]> choice2[敵A, 敵B, 味方A, 味方C, 味方D]
(choice2[敵A,敵B,味方A,味方C,味方D]) > 味方D, 味方C
要素の省略表記(3.4.0から)
対象の要素に、アルファベット A〜E といった連続したものを指定したいとき choice[A-E]
と記述することができます。choice[A-E]
はchoice[A,B,C,D,E]
として扱われます。
省略記法には数値、アルファベット大文字1字、アルファベット小文字1字の範囲が利用できます。
[DiceBot]> choice[A-D]
(choice[A,B,C,D]) > A
[DiceBot]> choice[x-z]
(choice[x,y,z]) > z
[DiceBot]> choice[5-10]
(choice[5,6,7,8,9,10]) > 7
OK
choice[B-Z]
choice a-z
choice(4-100)
NG
choice[A-C,X]
元々の要素数が複数あるとき、省略表記は利用できません。この場合にはA-C
とX
の2つの要素が指定されたとみなされます。
choice[A-ZZ]
二文字以上のアルファベットは指定できません。
choice[10-5]
大きい方から指定することはできません。[小]-[大]
と指定してください。
備考
- 各項目の先頭および末尾の半角スペースは無視されます
- 全く同じテキストの項目が複数あっても、それぞれ別の項目として扱われます
- 半角スペースを扱うことができる数少ない例外です